最近の補聴器はスマホと連動できるものが増えてきました。
特にお若い方で難聴の方は、補聴器を付けたまま電話通話もできるのでとても便利です。
しかし、少し誤解をされてしまう方も少なくありません。
それは
「スマホを補聴器代わりに使える」
という勘違いなんです。
確かにスマホを補聴器代わりに使えるアプリもたくさん出てきました。
でも、それは
・補聴器が故障した
・補聴器の電池が切れた
そんな時のための一時的な対策として考えておいて欲しいのです。
なぜなら、そんなスマホを補聴器代わりに使うことはさらに難聴を進行させてしまう可能性もあるからです。
スマホを補聴器代わりに使えるアプリのメリットとデメリット
スマホを補聴器代わりに使えるアプリのメリットとデメリットについて少し考えてみましょう。
スマホを補聴器代わりに使えるアプリのメリット
スマホを補聴器代わりに使えるアプリのメリットはなんといっても価格でしょう。
数百円、もlしくは無料でダウンロードして使えるからです。
さらにダウンロードしてインストるしただけで利用できますから手軽に試すことが出来ます。
スマホを補聴器代わりに使えるアプリのデメリット
いくら最先端のスマホでもそのマイク機能は補聴器に比べたかなり貧弱です。
ですので雑音を多く拾ってしまいます。
さらに突然の大きな衝撃音にも対応できません。
スマホを補聴器代わりにするアプリは周辺の音もすべて拾ってしまうため、雑音が会話の邪魔になります。
また急に大きな音が鳴った場合の衝撃音にも対応できません。
外を歩いていいる時に急に横を通り過ぎるトラックがクラクションでも鳴らしたら・・・?
スマホを補聴器代わりにするアプリでは急な大きな音を調節できずにそのまま耳に届けてしまいます。
ただでさえ、イヤホンを耳に押し付けている状態でです。
耳の音を感知する用毛細胞はとても繊細なのです。
大きな音の刺激でさらに大事な羊毛細胞が破壊や減少するとことによって、さらに難聴が進むことも考えられるのです。
スマホを補聴器分かりに使えるアプリはあくまで一時しのぎの利用にとどめておきましょう
スマホを補聴器化w去りに使うアプリを100%否定するものではありません。
ただ、その利用はあくまで一時しのぎの緊急事態に備えてという前置きがつきます。
補聴器は超精密機械です。
時々、故障もします。
また、長時間の外出でバッテリーが切れてしまうこともあります。
そんな緊急事態の時にだけスマホを補聴器代わりにするアプリも便利といえます。
▶ オリーブスマートイヤープラスが50代に評判な理由は補聴器に見えないこと
補聴器ってめちゃくちゃ高いですよね? 片耳だけでも軽く10~20万円は超えてきます。 しかも10~20万円程度というのはあくまで補聴器としては低価格帯モデルです。 そこにおしゃれなデザイン性や多機能を期待するのはちょっと …