耳の中でドクドク音がする

よく
「耳の中でなにかドクドクと音がする?」
という耳鳴りを経験したことはありませんか?

耳鳴りの聞こえ方は人それぞれです。
・コツコツ
・ドクドク
・ザーザー
・パカパカ
・キーン
・ジーン
・ブーン
・ゴー

実はその耳鳴りの聞こえ方で種類も異なります。

【動画で耳鳴りのすべて】

耳の中で音がドクドク!耳鳴りには「他覚的耳鳴り」と「自覚的耳鳴り」の2種類あります

耳の中で音がドクドク

耳鳴りとひとくちにいっても「他覚的耳鳴り」と「自覚的耳鳴り」の2種類あります。
なかなか素人にはわかりにくいと思いますのでその違いを表にしてみました。

【耳鳴りの聞こえ方】 【原因】
他角的耳鳴り コツコツ
ドクドク
ザーザー
パカパカ
耳の周りの筋肉の痙攣、血管異常など
自覚的耳鳴り キーン
ジーン
ブーン
ゴー
難聴、メニエール病、など

他覚的耳鳴りは、本人以外でも聴診器などで聞くことができます。
それは耳の周りの筋肉の痙攣や、血管の異常が原因とされているからです。

それに比べて自覚的耳鳴りは、難聴やメニエール病などが原因のことが多いとされています。
耳鳴りに悩まれている80%~90%が、自覚的耳鳴りと言われています。

耳以外の原因の他覚的耳鳴り

他覚的耳鳴りの方の耳鳴りの聞こえ方は
「ザーザー」
「ドクンドクン」
「トクットクッ」
「血液の流れるような音」
とよく表現されます。
片耳だけの場合もあれば両耳で感じる方もいます。
程度には個人差があります。なかには耳鳴りだけではなく吐き気・めまい・頭痛などの症状伴う方もいます。
他覚的耳鳴りかもしれないと思ったら
・いつから
・どんなときに
・どのように耳鳴りを感じるのか
などをしっかり覚えておくようにしましょう。
医師に診断を受ける際にその情報が役に立つこともあるからです。

耳の中でドクドク音がする?耳鳴りを侮ってはいけません

耳鳴りの受診

『たかが耳鳴りくらいでわざわざ病院に行くほどでもない?』
そう耳鳴りを軽く考える方も多いのですが、ひょっとしたら命に関わる病気の前兆かもしれません。
できれば医師の受診をおすすめします。

ただ、耳鳴りは普段の生活が原因ことも少なくありません。

ストレス・疲労・睡眠不足が原因の耳鳴り

自律神経がストレス・疲労・嗣明不足などで乱れ、耳鳴りやめまい、頭痛などを引き起こすことがあるといわれています。

耳に異物が入っていたり、耳垢がたまっていたことによる耳鳴り

「ガサガサ」
「コトコト」
そんな音の耳鳴りの場合、耳に異物が入っていたり、耳垢が溜まったりすることが原因とも考えられます。
ただし、自分で無理に取ろうとせず耳鼻科などで診察を受けることをおすすめします。

ずっとイヤホンで大きな音を聞き続けたことが原因の耳鳴り

最近若い方に多い耳鳴りの原因です。
一日中イヤホンを付けて大音量で音楽などを聴いていると内耳の細胞が傷ついてしまうこともあるのです。
耳鳴りが長引くようであれば、医師の診断を受けることもお勧めします。

突発性難聴の初期症状かもしれない耳鳴り

【漫画で分かる突発性難聴】

突発性難聴の原因はいまだ明確に解明されていません。
ただ突発性難聴を発症する方には初期症状で耳鳴りが起こる人は多いと言われています。
他にも「はしか」や「おたふく風邪」などの感染症も原因になりうるともいわれています。
感染症にかかっていて耳鳴りがするときは要注意です。
突発性難聴は、早めに治療することが最も大切です、
耳鳴りなどのサインを見逃さないようにしましょう。

老人性難聴(加齢性難聴)による耳鳴り

人によって程度の差はありますが、歳をとるにともなって音を感知する細胞が徐々に壊れていきます。
それが耳鳴りや難聴につながってしまうこともあります。
老人性難聴は、軽度のうちはほとんど自覚がありません。
耳鳴りはもしかしたら聴力が衰えてきているサインかもしれないので聴力を確認することをおすすめします。

中耳炎が原因の耳鳴り

中耳炎を発症すると多くの場合、耳の痛みや頭痛を伴います。
中耳炎を放っておくと、症状が悪化し難聴になってしまう可能性もあります。
中耳炎かもしれないと思ったら早めに病院で治療を受けましょう。

メニエール病が原因の耳鳴り

メニエール病によっておこる耳鳴りの場合は、めまいを伴うのが特徴です。
また、「ザー」と比較的低い音が聞こえることが多いと言われています。
メニエール病は、放っておくと悪化していく病気です。
もし、「ザー」という耳鳴り、めまいなど当てはまれば、早めに病院で診察をおすすめします。

脳の病気(脳腫瘍・脳出血など)が原因の耳鳴り

最も危険な耳鳴りは、脳腫瘍・脳梗塞・脳出血など脳の病気が引き起こしている場合です。
どれも脳の組織や血管に障害が起こることで発症し、命に関わる可能性もあります。
両耳で耳鳴りがする、めまい、難聴、手足のしびれなどを伴うときは要注意です。
すぐに病院で診察を受けてください。

耳鳴りの対解決策

耳鳴り改善

耳鳴りは時に怖い病気の前兆のこともありますが、多くの場合は日常生活た加齢が原因のことがほとんどです。
そこで、病気が原因ではない場合は耳鳴りを改善するために心がけるとよい生活習慣を改めることをおすすめします。

ストレスを溜めない

精神的なストレスもあれば肉体的なストレスもあります。
ストレスを溜めないことが難しいのが現代社会でもあるのですが、努めてストレス解消を心がけましょう。
また、肉体的なストレスは、不規則な生活や暴飲暴食などから発生してしまう場合もあります。
規則正しい生活を心がけることも大事です。

質の良い睡眠をきちんととる

現代人は常に寝不足ともいわれています。
そんな自覚のある方はまず睡眠時間をきちんと確保することをい心がけましょう。
特に飲食業や夜勤の方などは昼夜逆転してしまってそのことが睡眠の質を下げてしまいがちです。
・部屋の明るさや枕や布団を工夫する。
・寝る前にテレビやスマートフォンの利用を控える
など、睡眠の質を上げることも心掛けてください。

血流改善

耳鳴りは血流が悪くなることで引き起こされる場合もよくあります。
そのため、血流を良くするために
・バランスの取れた食事を行うこと
・適度な運動を行う
ことで耳鳴り解消になることもあります。

耳鳴りの改善には補聴器が効果的な場合もある

次の理由で難聴の方には耳鳴りを軽減する方法として補聴器も効果があるといわれています。

脳が音の感度を上げる必要がなくなる

耳鳴りは耳から音が十分に伝わらないことで、脳が音に対する感度を上げてしまうため引き起こされると考えられています。
補聴器によって音が脳にきちんと伝達されるようになれば、脳が感度を上げる必要もなくなり、耳鳴りも軽減される可能性があるのです。

耳鳴りの音が別の音にかき消されて聞こえなくなる

補聴器を使うことで、話し声や環境音が聞き取りやすくなります。
そのため、耳鳴りの音よりも、そちらの音に注意が向くようになり、耳鳴りの音が気にならなくなったり聞こえなくなる可能性があるのです。